File 4「再びのミュトス」

ロゴス事件の後も、警察庁の施設に極秘に収監され続けるミュトス。黒騎は彼のことを気にかけ、時間を作っては訪ねていた。そんな中、都内でバイク型ウィルウェアによる暴走事件が発生する。

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〜 用語集 〜

隣のガキはよく客食うガキだ
「隣の客はよくカキ食う客だ」という早口言葉によく似ている。実は、黒騎からみたミュトスのことを指している。
チンチロリン
サイコロ3個と丼や茶碗などの器を使っておこなう日本の大衆的なゲーム。この名称は、丼などにサイコロを投げ入れた時に出る音が由来となっている。
ダボスの国際テロ対策会議
スイスのダボスで開催される、警察をはじめとする法執行機関や情報機関、軍当局の担当者による、テロ対策の実務についての情報交換や調整を行う会議。日本で発生したロゴスインシデントについての注目が集まる中、警察庁警備局第五特別公安課第三機動強襲室の山吹室長と、同第八係の舩坂係長、エミリアが現地に赴いた。
フリーデルタ
北大西洋条約機構に加盟する国が共同で開発したオートバイ状に変型する機能を持つ軍用ウィルウェア。歩行による移動に比べ、タイヤをモーターで駆動させて移動する方が、距離に対しての電力消費量も少なく、巡航速度も優れることから、この変型機能が盛り込まれた。荒れ地での移動も可能だが、鋪装された道路上での走行能力は非常に優れており、主に市街地での作戦に用いることが想定されている。
セーフハウス
主に情報機関の職員や協力者が用いる隠れ家を指す。警察としては、ミュトスを“保護”しているという見解なので、黒騎はこの言葉を使った。
マル目(まるもく)
警察内部における目撃者を指す略語。主に無線通信にて用いられていたものが、警察官同士の通常の会話にも使われるようになった。他には、主に被疑者をさすマル被(まるひ)、被害者をさすマル害(まるがい)、暴走族をさすマル走(まるそう)、対象者をさすマル対(まるたい)などがある。

各話あらすじ

Introduction - イントロダクション

サミット開催に向けた「宇宙エレベータープロジェクト」が急ピッチで進む、首都・東京。
強化装甲<ウィルウェア>を使った犯罪に対処すべく創設された、警察庁警備局第五特別公安課第三機動強襲室第八係――通称<ダイハチ>は、ロゴスによるテロから日本を救ったことで、今や日本中の注目を集める存在となっていた。しかしウィルウェアを悪用した犯罪は、その後もエスカレートする一方……。新メンバーを迎えた黒騎たちダイハチの面々は、今日も知恵と勇気と口八丁、そして民間警察の協力を得て凶悪事件に挑む! 決裁完了、出動せよ!!

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